無音のパワースポット
3月 14, 2019
標高1000m近い森の中。どれだけの時を過ごしてきのか、分厚いコケをまとった緑の岩石がゴロゴロと転がり、重なり合っています。お目当ての場所へ、ゆっくり移動しているようにも見え、ともすると巨大なマリモが群生する湖底にいるような気分にもさせられます。水に浸かっているかのように、真夏でも冷涼な空気が濃く満ちているからかもしれません。コケが音を食べてしまっているのかと疑うくらい、静まりかえっているからかもしれません。ただ確かなことは、この森に立つと、不思議と気分が良くなってくるのです。
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